〜凸凹人生のキーワードは「欠陥を直す」じゃなく「長所を活かし、苦手を知恵と工夫で克服」すること〜

私は、発達障害関連で話される文章の中によく目にする、長所の対義語として度々出される「欠点」という言葉が嫌いです。

「長所」に対し「短所」という言葉を使うのはまだ理解できるのですが、「欠けている」といった「欠点」「欠如」「欠陥」などの言葉に対しては、とても違和感と不快感を感じます。

一定の基準を「普通」と決めつけ、そこに対し「不足している」「欠けている」という意味合いの劣等性を強調する表現からは、そこに生まれ来るモチベーションも希望も感じられず、人間に対する表現として適切だとは全く思いません。

それらの表現は、その言葉を向けられる人間の心を傷つけ、人権や尊厳という視点で考えても、一種の人格否定に繋がりかねない表現だと常にそう感じています。

凸凹特性が強い人々のためのキーワードとは、決して「欠陥を直す(治す)」などではなく、個々の「『得意や長所』を『活かして伸ばし』『知恵と工夫』で『苦手を克服』する」ということなのだと思います。

当事者自身も周囲もそこを理解しないままでは、これからの未来に向かって、凸凹のある人々が、顔を上げ胸を張り、希望のある前向きな第一歩を踏み出すことに対する、無自覚の弊害になってしまう…。

たかが言葉ひとつ、たかが表現の仕方と侮らず、その言葉の持つ意味や方向性を意識し、一方的に「劣っている」「欠けている」という見下ろした固定観念を持たず、前向きでフラットな視点で、個々が自らの凸凹を活かしていきいきと輝ける、そんな世の中を目指す必要があるのだと、私はそう思っています。

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